Dr. John McCarthy 特別講演

米国ケンタッキー大学・John McCarthy先生を広島大学へお招きし、特別講演を開催しました。Dr. McCarthyは骨格筋の運動適応に関する研究の世界的第一人者であり、宮崎准教授の研究留学時（2006-2011年までUniversity of Kentucky, Center for Muscle Biology, Dr. Karyn Esser研究室）の同僚でもあります。今回の特別講演では、microRNAの制御を介した骨格筋の機能的適応や、腸内細菌による骨格筋の萎縮耐性獲得機構まで、最新の研究内容をご講演いただきました。会場からも多くのご質問を頂き、非常に活発な議論を行うことができました。当日セミナーにご参加頂きました先生方、どうもありがとうございました。

また生理機能情報科学研究室が行っている冬眠動物の骨格筋萎縮耐性機構に関する研究データについてもDr. McCarthyと議論を交わし、広島大学／ケンタッキー大学の間での新たな国際共同研究をスタートさせることになりました。今後、ますます活発な国際研究交流の推進が期待されます。