第12回日本筋学会学術集会にてシンポジウム講演を行いました

2026年7月31日~8月1日に東京科学大学蔵前会館で開催された「第12回日本筋学会学術集会」において、宮崎充功教授がシンポジストとして講演を行いました。
日本筋学会は、骨格筋生物学に関する基礎研究から臨床応用まで、幅広い分野の研究者が集う学術組織です。
今回の学術集会では「筋 ― 生命を駆動する力 ~疾患から元気の源へ~」をテーマとして、筋の発生・再生、筋疾患、代謝、サルコペニアなど、筋研究の最前線について幅広い議論が行われました。

宮崎教授は、7月31日に開催されたシンポジウム2「再生を制御する物理・環境シグナルの統合理解」に登壇し、「冬眠動物における温度・代謝シグナルと骨格筋恒常性制御の統合理解」と題して講演を行いました。

シンポジウム2
再生を制御する物理・環境シグナルの統合理解
座長 : 深田 宗一朗(大阪大学)、稲田 全規(東京農工大学)

S2-1 冬眠動物における温度・代謝シグナルと骨格筋恒常性制御の統合理解
宮崎 充功 広島大学大学院医系科学研究科生理機能情報科学
S2-2 骨格筋のリモデリングを支える筋衛星細胞TRPV2の役割
片野坂 友紀 金城学院大学 薬学部
S2-3 アフリカツメガエル幼生尾再生において推定筋幹細胞はc1qtnf3を介し
てマクロファージに尾再生促進能を発揮させる
深澤 太郎 東京大学 / 兵庫県立大学
S2-4 細胞間力学伝導ゲルによるIn Vivo Mechano-Tissue Engineering
長濱 宏治 甲南大学フロンティアサイエンス学部

本シンポジウムでは、生体組織の再生や組織形成を制御する物理的・環境的要因に着目し、温度・代謝、機械刺激、筋幹細胞、細胞間力学伝導など、それぞれ異なる観点から最新の研究成果が紹介されました。
宮崎教授は、冬眠動物をモデルとしたこれまでの研究成果をもとに、長期間の不活動や低温・低代謝状態においても骨格筋が維持される仕組みについて紹介し、温度や代謝環境が骨格筋の恒常性維持や再生を制御する可能性について議論しました。
異なる研究領域から得られた知見を横断的に共有することで、物理・環境シグナルと組織再生との関係を多角的に捉え、今後の筋再生研究や再生医療への展開を考える貴重な機会となりました。

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