第167回日本獣医学会学術集会にてシンポジウム講演を行いました

宮崎准教授が第167回日本獣医学会学術集会の野生動物分科会シンポジウムにて講演を行いました。「クマとの共存のための科学」と題したセッションで、クマ類の生態をキーワードに、多角的かつ非常に活発な議論が行われていました。宮崎准教授からは、クマ類をはじめとする冬眠動物が有する生態恒常性維持機構とその医療応用の可能性について、現在進行中の研究を含めて話題提供を行いました。野生動物学や獣医学といった視点から非常に多くのサジェスチョンを頂くことができ、大変有益なシンポジウム講演となりました。

9/10(火)、15:00-17:40
シンポジウム「クマとの共存のための科学」
座長: 坪田敏男(北海道大学)
コーディネータ:加藤卓也(日本獣医生命科学大学)、下鶴倫人(北海道大学)
シンポジスト:
[LS-01] ヒグマ管理の変遷と生息状況の変化
釣賀 一二三 (北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所)
[LS-02] 皮膚腺形態から紐解くヒグマの匂いコミュニケ―ションの特徴
冨安 洵平 (帯広畜産大学 獣医学研究部門)
[LS-03] ヒグマとマダニ媒介性感染症にみるDisease ecology
坪田 敏男 (北海道大学大学院獣医学研究院)
[LS-04] クマ類の冬眠生理が拓く先端医療
宮崎 充功 (広島大学医系科学研究科生理機能情報科学)

広島大学大学院医系科学研究科

生理機能情報科学

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